採用情報

社員インタビュー

教習力のアップに力を注ぎ、
目標にする先輩に近づきたい!

指導部 第四課 指導員 2015年入社

田中 宏樹

県内TOPの教習生数を誇る前教で力試し

父がクルマ関連の仕事に就いていて、小さい頃からクルマが身近な存在でした。また、自分自身が運転免許を取得するため自動車教習所に通った経験から、教習所への就職を意識するようになりました。前教を選んだのは、県内の教習所のなかでも教習生の数がトップだったからです。つまり、一番支持されている教習所で自分の力を試したいと思ったのです。
入社後は、受付や事務処理、先輩指導員のサポートをしながら、教習をするのに必要な教習指導員の資格を取る勉強から。残念ながら、1度ではすべての試験科目をパスできず、2度のチャレンジですべての科目に合格できました。その後、教習車の後部座席に乗って先輩が教習するのを間近で見るなど規定の研修を20時間受講。教習指導員として活躍するための準備を終えることができました。

自信を持って教習に臨むことで、やりがいも実感

初めて技能教習のデビューを果たしたのは、忘れもしない12月8日のことです。ATの免許取得を目指す女の子で、坂道発進の教習でした。事前に先輩にアドバイスを仰ぐなど万全の準備を進めたつもりでしたが、初めての教習は思ったほど上手くいきませんでしたね。改めて、適確に指導していく先輩方のすごさを実感したのです。
ある程度、自信を持って技能教習に臨めるようになったのは半年くらいしてからですね。教習を受ける教習生は、十人十色なので、経験値がモノをいう部分が大きいのです。それに伴って、仕事の楽しさも感じられるようになりました。何といっても、教習生の成長ぶりを間近で見られることです。最初は少し走行するだけでも怖がっていたのに、路上教習に出る頃には自信を持って運転できるようになっているのです。そして卒検に合格したときには、「ありがとう」と言ってもらえる。こんなにやりがいのある仕事は、そうそうないと思います。

優良ドライバーの育成に向け学科教習にも注力

現在は学科教習を中心に教えています。自分が教習所に通っていたときは、クルマが好きで「学科教習も面白い」と思っていたのですが、一般的な教習生は「学科はつまらない」と考えているようです。でも、安全運転ができる優良ドライバーになっていただくためには、学科教習も非常に重要です。そのため、教習生に質問するなどして、できるだけ参加型の教習を心掛けています。
今後の課題としては、普通車以外の教習ができる資格を取ることと、より分かりやすい教習ができるスキルを身に付けることです。特に資格については、クルマに関する様々な免許を取得できるのが前教の特徴になっていて、実際にすべての資格を取得している先輩もいるので、いい目標になります。安心・安全なクルマ社会を実現する重要な一翼を担っている自覚を持って、教習力を高めていきたいと思っています。

指導員試験に2度目で合格し印鑑を受領

教習指導員になるためには、公安委員会が実施する試験に合格する必要があります。試験は、実技試験や技能教習方法、学科教習方法など6科目と面接です。一生懸命準備を進めましたが、最初の挑戦では1科目で不合格になってしましいました。でも、先輩方をはじめ周囲のサポートもあって2回目で全科目に合格。晴れて教習指導員となり、教習カードに押印する印鑑を渡されたときは、責任の重さを感じるととともに非常にうれしかったですね。

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